私たち、房総オリーヴの取り組みをご紹介します。
オリーブ栽培を始めた背景 「房総に適した、新しい農業にチャレンジしたい」
私たちは、房総に適した「新しい農業にチャレンジし、特産物をつくりたい」という想いがありました。
そんな中、イタリアから輸入したオリーブの苗木を養生し、全国に出荷している農家さんが一宮町にいることを知ったのです。
養生ができるのであれば、房総でもオリーブ栽培をすることができるのでは?そう思ったのが、オリーブ栽培にチャレンジしようと思ったきっかけです。実際のところ、房総の気候はオリーブ栽培との相性がいいのです。
千葉県の農業は、農業従事者の高齢化、担い手不足、不在地主の増加により、耕作放棄地の増加が懸念されています。これらの現状を打開するため、耕作放棄地の再生と収穫物を活用した新しい農業の形を目指し、地域活性化の柱のひとつとなるよう、オリーブ事業に取り組んでいきます。
私たちが創りたいもの 「オリーブ栽培で豊かで美しい房総に」
私たちは、オリーブ栽培を通して、豊かで美しい房総を創りたいという想いがあります。
私たちがオリーブ栽培をする土地は主に、耕作放棄地です。
荒れたままの土地をそのままにせずに、オリーブの木でいっぱいにすることができたら、豊かで美しい房総が創れるのではないかと思うのです。
多くのサポートをいただき、日々成長していく 「オリーブの木」
私たちにとってオリーブ栽培は大きなチャレンジであり、初めてのことだらけです。たくさんの方にサポートいただき、オリーブの木は日々成長しています。
栽培の開始の際には、苗木の輸入元の日本オリーブ協会さんに相談し、土壌改良や適した品種についてアドバイスを、事業化をする際には、睦沢町に協力を、川島営農組合さんには、土地探しの際にご協力いただいております。
たくさんの方にサポートいただいていることへの感謝の想いをもって、また、オリーブ商品を皆さまにお届けできる日を楽しみにして、これからもオリーブの木を大切に育てていきます。
私たちが目指す未来 「房総を新たなオリーブの産地に」
私たちは、「房総を新たなオリーブの産地にしよう。」という想いをもってオリーブ栽培をしています。
2017年の春から、千葉県長生郡睦沢町の川島地区と長生村一松地区でオリーブ栽培を開始しました。栽培開始時には、計14,000平米の耕作放棄地に839本の樹を植えましたが、今後は睦沢町を拠点としながら、10年後には千葉県全域で合計4,800本を植える計画があります。
2020年には、成長したオリーブの木から収穫したオリーブの実でしぼるオリーブオイルやオリーブの実でつくる加工品などの商品開発をします。房総の豊かな環境で育ったオリーブの味を、ぜひとも楽しみにしていてください。
耕作放棄地対策や雇用拡大に向けた新しい農業の形を目指したオリーブ事業に注目が集まっています。これからの私たちの取り組みがこれからの農業の力づけとなるよう、たくさんのチャレンジをしていきたいと思っています。どうか暖かく見守っていただけますと嬉しいです。