今日はオリーブの定期健診

今日はオリーブの定期健診

今月は、オリーブ栽培についてアドバイスをいただいている日本オリーブ協会の定期圃場確認日。

協会から指導員が来てくださり、各圃場を一緒に回って一本一本、苗の状態を見ていきます。問題がある苗があれば、対処方法を教えてもらいます。オリーブの定期健診といったところでしょうか。

幼苗は病気になりやすく、早く見つけて適切な対処をしないと大きく元気な苗には育ちません。下手をしたら枯れてしまうことも…。だからこの定期健診は、特に苗が小さいうちは重要な仕事のひとつ。国産オリーブの実ができるまでの過程には、このような仕事が必要なんです。

昨夏は虫食いや長雨による蒸れなどで弱ってしまった苗もあったのですが、指導員の適切なアドバイスのおかげで、今は順調に育っています。 

あんなに小さかった苗も、ここまで枝葉が繁ってきました!よくみると新芽もちらほら。まだまだ小さいなぁと思っていた苗も、こうして写真で見てみると、成長しているんだと実感します。

肝心の健診の結果は、というと。

いくつか葉が枯れたような状態になっているものがあり、対処が必要とのことですが、全体的にはとても順調だそうです。ホッ。

今年の冬は例年に比べて、幾分寒いような気がします。

オリーブは耐寒性のある植物なので心配はないとのことですが、そこは親心。無事に幼苗たちが冬を越せるのか、少し心配しています。

 

文と写真:kaori kobayashi